カタボリックって何?

カタボリックとは

カタボリックとは、筋肉が作られるよりも筋肉を分解するスピードが早い状態です。

(=筋肉の異化作用(カタボリック)が同化作用(アナボリック)を上回っている状態)

この状態が続くと、どんなに筋トレしても筋肉が大きくならないどころか、小さくなってしまいます。

筋トレをしている人にとって、まさに悪夢。

もっとも避けなければならない状態なのです。

悪夢

筋肉を分解する目的

なぜ、筋肉が分解されるのかというと、体は常に新しい細胞が作られ、古い細胞と入れ替わっています。

簡単に言うとカタボリックは筋肉を分解する現象が優位になってしまっているということ。

ただし、単純に垢や排泄物として捨てられるだけではなく、エネルギーを生み出すために分解され、体の健康を維持することに役立てられています。

健康

カタボリックな状態を引き起こす3つの原因

カタボリック起こる理由をお伝えしてきました。

ここでは3つの原因について紹介していきます。

エネルギーの不足

カタボリックは体を維持するために、エネルギーを生み出す目的があることをお伝えしました。

これはエネルギー供給のための筋分解優位な状態です。

しかし、わざわざ体を維持するために筋肉を分解して、体を壊すって本末転倒な感じもしますよね。

本来であれば十分なエネルギーがあれば体をわざわざ壊す必要はないのです。

カタボリックの1番の原因は必要なエネルギーが取れていないこと。

そのため、日頃から筋肉を大きくするために筋トレしている人は、トレーニングするエネルギーと筋肉を作る材料を供給する必要があるのです。

特にタンパク質不足に注意しましょう!

エネルギー

ストレスが筋肉を破壊する

エネルギー不足以外にも、ストレスが筋肉を壊す原因にもなります。

過度なストレスがかかると、体はコルチゾールというホルモンが分泌。

コルチゾールには炎症を抑える作用があったり、血圧を上昇させて戦ったり、逃げたりするために体を準備させる効果があります。*(1)

しかし、問題なのはこのコルチゾール、筋肉を分解する働きもあること。

そのため、筋肉を大きくしたいならストレスを溜め過ぎないように気を付けましょう!

ストレスを溜め過ぎない

お酒が筋肉を壊す!?

ストレスと同じように飲酒でもコルチゾール分泌が増加します。

コルチゾールは筋肉を分解するので過度な飲酒はおすすめできません。

飲酒

どんな時にカタボリックに注意すればいい?

カタボリックがどんな時に起きるのか

トレーニング時

トレーニングするにあたって、体はたくさんのエネルギーを消費します。

エネルギーが足りなくなれば、体は筋肉を分解してそれを補う。

そのため、ハードにトレーニングする人達は、トレーニングの前・中・後とプロテインやカーボドリンクを飲んでいるのです。

カーボドリンク

特にまったく食事を取っていなくて、体がエネルギー不足になっている状態でトレーニングするのは良いことではありません。

睡眠時

睡眠中は食事ができないのでタンパク質の供給が途絶えます。

そのため、カタボリック状態になりやすい。

また、コルチゾール分泌は起床時に上昇するため、少しでも対策するために、寝る前にプロテインなどでタンパク質補給しておくといいでしょう。

睡眠

過度なストレス

ストレスについては個人差があるため、一概には言えません。

自分が強いストレスを感じていることを日頃から減らしていくことが大切です。

減らす

カタボリック状態にならないためには?

カタボリックにならないためには、筋肉が作られる状態(筋合成)であるアナボリック状態を保つことです。

筋肉を大きくするということは、筋肉が分解されるよりも、筋肉が作られる量が多い状態を作ること。

そのためにアナボリックといわれる状態を作る必要があるのです。

アナボリック状態を保つには血中のアミノ酸濃度を高く保つことが必要。

詳しくはアナボリックについて解説したこちらの記事をご覧ください。

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引用・参照

(1)3.コルチゾールと脂質代謝 – 琉球大学医学部 第二内科-(2019/6/30)https://www.ryudai2nai.com/doc/Lipid201201_01.pdf