プロテインにも使い方の違いがある。ここではプロテインの種類とそれぞれの特性の違いについてご紹介していきたいと思います。

1、3種類のプロテインを知ろう!

プロテインには様々な種類があります。

代表的なプロテイン がこちら

・ホエイプロテイン
・ガゼインプロテイン
・ソイプロテイン

日本国内で流通している多くがこの3種類です。

中にはホエイプロテインとガゼインプロテインどちらも入れたタイプも販売されています。

違いはホエイプロテイン・ガゼインプロテインが牛乳から作られる動物性のプロテイン。

ソイプロテインは大豆から作られた植物性のプロテインです。

①牛乳とプロテイン

牛乳の86.5%以上が水分です。

そのうち3.5%ほどがタンパク質。

これを取り出すことでプロテインは作られます。

この3.5%のうち、20%がホエイタンパク質・80%がガゼインタンパク質になります。乳清といわれるのはホエイタンパク質のことです。

2、ホエイプロテインとは

プロテインのもっとも代表的なのがホエイプロテイン。
たくさんの種類のあるプロテインでも多くがホエイを利用しています。

①メリット:吸収が早い

ホエイプロテインはガゼインやソイプロテインよりも体に早く吸収されます。

そのためトレーニング前後のエネルギー補給に最適です。

②デメリット:お腹を下すくなる人もいる

ホエイプロテインにも製法の違いで種類があります。

そのうちのWPC製法で作られたものには乳糖が入っており、
牛乳を飲むとお腹を下しやすい人など乳糖不耐症がある人は注意が必要です。

3、ガゼインプロテインとは

①メリット:ゆっくり吸収される

ガゼインプロテインは体にゆっくり吸収されるため、血中アミノ酸濃度が長時間高く保つことができます。

つまり筋肉を作られる環境が長く続くということです。

また、就寝中は食事を取ることができないので、6~8時間タンパク質の供給がなくなります。

こうなると筋肉が減ってしまうカタボリック状態になってしまう可能性があります。

この様な場合にガゼインプロテインがおすすめです。

また乳糖フリーのため、ホエイプロテインでお腹を下しやすい人にもおすすめ。

*注意:ガゼインプロテイン100%でない場合は乳糖が入っている可能性があります。

②気になる点

ガゼインプロテインは吸収が遅いため、トレーニング前のエネルギー補給ならホエイプロテインのほうがいいといえるかもしれません。

ただ、それがどれだけトレーニングパフォーマンスに影響があるかは疑問です。

また、ガゼインプロテインの研究結果に疑問を持たれている方もいます。

有名なボディビルダーの山本義徳さんです。

山本さんはフィジークオンラインというサイトで「ガゼインの問題点」という記事を出されています。


カゼインの問題点 – フィジーク・オンライン掲載日:2018.12.20


http://physiqueonline.jp/health_care/nutritional_science/page6737.html

4、ソイプロテインとは

①メリット

・ゆっくり吸収される

ガゼインプロテインと似て吸収に時間がかかります。

そのため腹持ちがよく、ダイエット中などにもおすすめ。

・イソフラボン

女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをする。

ホルモンバランスの崩れやすい場合などに嬉しい成分です。

美容分野でも化粧水からサプリメントまで幅広く使われています。

②デメリット

これに関しては疑惑の段階を出ないため、はっきりとしたことはわかりません。あくまでもウワサのレベルとして読んでください。

・男性のイソフラボン摂取への疑念

大豆のイソフラボンは女性ホルモンと同じような働きがあるため、男性が大豆を過剰に摂取すると性欲が減退するのではないかと言われています。

テストステロン分泌に影響があるとすれば、男性にとってあまり筋肉を大きくすることには好ましくないとなってしまいます。

下記は2016年頃のJ-CASTニュース「豆乳を飲むと性欲が落ちるってホント?」記事の引用です。


 番組でも少し紹介したが、2014年10月に「大豆食品」がオトコの機能を衰えさせるという怖い研究が発表された。米カリフォルニア州のロマリンダ大学が、地元のベジタリアン(菜食主義)の宗教団体の人々が非常に長寿で、特に男性が平均寿命より10年長生きすることに着目した。そこで、ベジタリアンの男性は精子の働きが活発なのではないかと調べると、予想とは正反対だった。精子の数は肉を食べる男性の7割しかなく、精子の運動能力も半分程度だった。ベジタリアンは、長生きの代償に生殖能力が減退してしまうのだ。


J-CASTニュース「豆乳を飲むと性欲が落ちるってホント?」
2016/4/ 6 18:00

*この内容のうちベジタリアンの寿命が長いという点は生まれながらの菜食主義者はいないため疑問が残りますがこの記事では割愛します。

この調査の疑問点はベジタリアンが大豆食品の摂取によって生殖能力が減退したのか、他の栄養素の欠乏なのか、または複合的なものなのかが、わからないことにあります。

これとは逆の記事も存在します。

Rakuten infoseek news.に2014年頃掲載された「「豆乳を飲むと性欲がなくなる!」って噂は本当か」です。


マサチューセッツ総合病院が2013年に行った実験です。これは、女性ホルモンと性欲の関係について調べた研究で、300人の男性に対して、女性ホルモンの分泌量が減るクスリを打ったんですね。
すると、不思議なことに、女性ホルモンが減った男性は、性欲がなくなってしまったたうえに、お腹の回りの脂肪もつきやすくなっちゃったらしい。
さらに、男から女に性別を変えたトランスセクシャルの方々に女性ホルモンを補充したところ、今度は性欲が増える現象が確認されたんだとか。つまり、女性ホルモンが少ないと、男でも性欲が減って太りやすくなるようで、ネットの噂とは完全に逆なわけですね。

「豆乳を飲むと性欲がなくなる!」って噂は本当か
GIGAMEN / 2014年10月8日 7時0分

この記事では 「女性ホルモンの分泌量が減るクスリ」を打った実験を引用し、豆乳による性欲減退を否定しています。

ただ、女性ホルモンを減らすクスリと女性ホルモンと同じような働きをするイソフラボンの摂取が同じ結果を生むのかには疑問が残ります。

このようにソイプロテインは女性にとってとてもうれしいプロテインですが、男性が利用する場合、疑問を持たれることもあるようです。

ただ、男性アスリートの中には動物性のタンパク質を取らない菜食主義のアスリートもいるのも確かです。

個人的な意見としてはタンパク質を取らないよりはソイプロテインを使ったほうが筋肥大にはいいと思います。

5、まとめ

今回代表的な3種類のプロテインを紹介してきました。

それぞれ特徴が違うことをお伝え出来たかと思います。

目的に応じて使い分けてみてください。

プロテインの違いはもっとたくさんあります。

別の記事ではさらに詳しいプロテインの特徴をご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

引用・参照